平成28年 大阪利器工匠具卸協同組合・七日会
 合同新年互礼会
日時:  平成28年1月9日(土曜日) 12時00分より
場所:  シェラトン都ホテル大阪 伊勢の間
幹事: 長浜小一商店 カワシマ盛工(株)(七日会)

式次第
1.開会
2.来賓ご紹介
コニシ(株) ボンド事業本部
大阪汎用住宅部マネージャー
藤善政孝 様
コニシ(株) ボンド事業本部
大阪汎用住宅部
杉本武 様
三京ダイヤモンド工業(株) カッター営業部 吉田幸司
(株)岡田商店 社長 岡田修至様
3.理事長御挨拶   川嶋信也
4.来賓御挨拶    コニシ 藤善政孝様
5.乾杯       長浜小一商店
6.祝宴
ビンゴ・ ゲーム
8.中締       副理事長 小林健男様
9.閉会

理事長ご挨拶

 皆様、あけましておめでとうございます。
 日頃は当組合の活動にご協力賜りまして、誠にありがとうございます。 新しい年を無事迎えられましたこと、皆様のご協力のおかげさまと心より感謝いたしております。ご協力いただいておりますメーカー様、また活発な活動をしていただいております組合員の皆様には改めてお礼申し上げます。

 さて昨年、最も大きな出来事として「安全保障関連法案」の成立があります。

     集団的自衛権を認める
     自衛隊の活動範囲や、使用できる武器を拡大する
     有事の際に自衛隊を派遣するまでの国会議論の時間を短縮する
     在外邦人救出や米艦防護を可能になる
     武器使用基準を緩和
     上官に反抗した場合の処罰規定を追加

 国家の定義とは、自国の国民の安全と生活を守る、領土を死守することだと言われています。

 現在の国際経済情勢とパワーバランスを見ると、平和国家と平和憲法を死守するなどと呑気な自己満足に浸っている暇はないようです。尖閣諸島への中国の侵入、我が国領土領海への中国やロシアの侵入、魚釣島の話もあります。北朝鮮による核兵器使用の危険も非常に高くなってきています。
 そして最も大きいのが、スプラトリー諸島の中国による事実上の占領です。これで、日本への石油やガスの輸送が80%程度制限されることになります。日本は、エネルギー不足または高騰で、景気がすごく悪くなるんだと思います。
 「日本人が餓死するような事態になるまでは戦うことはできない」とか言っている某政党の幹部の方もおられますが、多分国民を愛してはおられないんでしょう。なぜなら、国民の命より憲法第9条のほうが大事なんですから。

 また、海外にいる邦人が戦火に巻き込まれた場合、今の野党の考えでは見捨てることになります。助けに行ったところで、目の前で機関銃などで誰かが撃ち殺されるまで、他人事のように見ていないといけません。

 さて、新年早々、血なまぐさい話をしてしまいましたが、今の日本の国際的な立場が流動的になってきている感じがしていて、経済も安全もすべてトータルで考えないといけないと思うからです。

 日本人は、自国が、敗戦国で、狭い国土しかなく、資源もない、とてもダメな国のように思っていたのかもしれません。しかし、実態は、EEZ(排他的経済水域)と領海と領土を合わせた面積が世界第6位です。(アメリカ・フランス・オーストラリア・ロシア・カナダ・日本・ニュージーランド・イギリス・中国) 非常に大きな国だと言えます。また、探査技術の向上と、掘削技術の向上で、その領海内で相当な資源を確保できるようです。
 もちろん、勤勉な国民性と、技術の高度化の努力など、数千年も続く国としての資質があります。日本国民として、誇りを持って活動して行くべき、大事な年になることでしょう。
 そして、国際的にも国内的にも、動きが激しい一年となると思います。

 あれこれ、小難しいことを申しましたが、我が組合は本年も変わらず、気分をおおらかに、楽しく、活動していけたらいいなと思います。どうか、今年も変わりませずご援助をお願い申し上げます。